ServiceNowら大手が課金転換 AIエージェント利用に従量制
ServiceNow、SAP、WorkdayがAIエージェントのデータ利用に課金する動きを強めている。席数課金から利用量に応じた課金へ転換し、外部エージェントの接続を有料の関門に。AI予算の立て方に影響する。
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ServiceNow、SAP、WorkdayがAIエージェントのデータ利用に課金する動きを強めている。席数課金から利用量に応じた課金へ転換し、外部エージェントの接続を有料の関門に。AI予算の立て方に影響する。
ServiceNowがAutonomous Workforceを全主要業務に広げ、セキュリティとリスク向けのAIスペシャリストを2026年9月に一般提供した。人を補助するのではなく、案件解決や脅威封じ込めを最初から最後まで自律実行する設計が特徴だ。
SAP、Workday、ServiceNowが、外部AIエージェントによるデータ参照や操作に従量課金を始めた。SAPは1操作あたり約10〜18セント。座席課金から操作課金への移行で、エージェント運用の費用構造が変わる。
ServiceNowはAWS Marketplace経由の取引が累計10億ドルを超えたと公表した。あわせてAI Control TowerとAmazon Bedrock AgentCoreを組み合わせ、異なるモデルのエージェントを一つの管理面で統制する。企業が大規模にAIを入れる段階に入ったことを示す。統制と一体で導入する動きが広がる。
ServiceNowがAIエージェント基盤Ottoと自律ワークフォースを拡張した。IT・顧客対応・人事・セキュリティに実行役のAIを配し、外部エージェントも接続できる。AIを提案止まりでなく業務の実行まで担わせる動きで、統制の設計が導入の鍵になる。
ServiceNowがAI Control Towerを8月に正式提供する。自社基盤だけでなくAWS・Google Cloud・Azure上のAIも検出し、監視・統制・停止できる。権限を超えたエージェントを実時間で止める。AIの導入が実運用へ移る中、乱立するAIの棚卸しと統制が企業の課題になる。
ServiceNowは、社内のどのAIエージェントでも自社の業務を実行できるAction Fabricを発表した。ClaudeやCopilotなど外部のエージェントがMCP経由で、権限と監査を通した状態でワークフローを動かせる。バラバラに増えるAI活用を、統制しながら実行につなげる狙いだ。
ServiceNowは7月24日の決算で、AI関連の年間契約高が予定より早く10億ドルを超えたと発表した。エージェント型AIの本番稼働顧客は9カ月で9倍に増えた。サブスク売上は前年比24.5%増の38.8億ドル。企業AIが実証段階から収益化に移ったことを示す。
NVIDIAは6月1日のGTC Taipeiで、自律的に動くAIエージェントを企業が作るためのソフト群を発表した。安全に動かす実行基盤OpenShellをSAPやServiceNowが採用し、エージェントを業務で動かす土台が整う。
ServiceNowはAutonomous Workforceを拡大し、IT・CRM・社員サービス・セキュリティ向けの専門AIエージェントを投入する。IT向けは6月に一般提供、セキュリティ向けは6月にプレビューで、エージェントが業務を自律的に処理する範囲が広がる。
Cognizantは6月18日、ServiceNowのAIエージェントを自社のNeuro AIから直接呼び出せる相互運用機能を発表した。MCPという共通規格で接続し、社内に散らばったエージェントを一つの指揮層からまとめて動かせる。エージェントの乱立に悩む企業の運用を変える。
ServiceNow・SAP・Workdayが、外部のAIエージェントが自社データや業務を呼び出す際に専用の経路を通させ、操作量に応じて課金する仕組みを相次いで打ち出している。1人いくらの席数課金が崩れ、エージェントの稼働量で費用が決まる時代へ。AI予算の前提が変わる。
ServiceNowとNVIDIAが、PCのファイルや端末、アプリを操作して複数手順の作業をこなす自律エージェント「Project Arc」を発表した。読み取ったファイルや実行コマンドを記録し、企業が統制下でデスクトップ自動化を進められるようにする。
ServiceNowとAWSが、AIエージェントを統制する共同基盤を提供する。両社のマーケットプレイス取引は10億ドルを超えた。複数モデルで作ったエージェントを一元的に監視し、人の承認を挟んで実行する設計が示された。乱立しがちなAIの管理を一望する発想が参考になる。