最新動向

Microsoft、Copilot同梱プランを恒久化。7月1日に価格改定

Microsoft、Copilot同梱プランを恒久化。7月1日に価格改定

この記事の要点

Microsoftは7月1日から、Microsoft 365 Business StandardとPremiumのCopilot同梱版を恒久プランにする。販促や別売りアドオンに頼らずAIを使える形になる一方、6月30日までの販促価格は終了する。中小企業の契約見直しが要る。

結論

Microsoftは2026年7月1日から、Microsoft 365 Business StandardとBusiness PremiumのCopilot同梱版を恒久プランにします。これまで販促や別売りアドオンで提供してきたAI機能を、最初から組み込んだ形で契約できるようになります。一方で、6月30日までの販促価格は終了し、価格が改定されます。中小企業にとっては、いつどのプランを契約するかで負担額が変わるため、更新の時期と新プランの内容を照らした見直しが要ります。

いつ・誰が・何を

Microsoftの案内によると、Microsoft 365 Business Standard with CopilotとMicrosoft 365 Business Premium with Copilotが、7月1日から恒久的な提供になります。これにより、短期の販促や別売りのCopilotアドオンに頼らず、AIを組み込んだ業務環境を導入しやすくなると説明されています。

料金面では、別売りのCopilot for Businessが販促の年額で1人あたり月18ドル、通常の年額で月21ドルと案内されています。販促価格は6月30日まで提供され、7月1日から価格改定が適用されます。既存の契約者は更新の時まで現行価格が続きます。なお、Microsoft Teams単体やCopilot単体の一部は今回の更新の対象外とされています。同梱版の正確な金額は、最新を公式で確認する必要があります。

CopilotをMicrosoft 365に組み込む動きは続いています。ClaudeがMicrosoft 365 Copilotで使えるようになった件はMicrosoft 365 CopilotでClaudeが正式利用可能にに、統合アプリと常時稼働エージェントの動きは統合Copilotアプリと常時稼働エージェントScoutにまとまっています。

現場の実務にどう効くか

直接の影響を受けるのは、Microsoft 365を使う中小企業の情報システムや総務の担当者です。これまでCopilotは別売りのアドオンや期間限定の販促で導入する形が多く、契約が分かれて管理が煩雑でした。同梱版が恒久化されれば、AIを含む環境を一つのプランで管理でき、契約の手間が減ります。

実務で先にやるべきは、自社の契約の更新時期を確認することです。販促価格は6月30日まで、新価格は7月1日からのため、更新のタイミングによって負担額が変わります。既存契約者は更新時まで現行価格が続くので、更新が近い場合は新プランの内容と金額を並べて、どちらが有利かを見ておくと無駄が減ります。料金の考え方は生成AIの料金の基礎が、効果との見合いは生成AI導入の費用対効果の考え方が参考になります。

なぜ同梱の恒久化に動くのか

Microsoftが販促頼みをやめて同梱を恒久化する背景には、Copilotを一時的な追加機能ではなく、業務環境の標準部品として定着させたい狙いがあります。別売りのアドオンは導入のたびに判断と手続きが要り、普及の壁になります。最初から組み込めば、利用者は意識せずにAIを使い始められます。

企業にとっては、AIが標準で付いてくる前提に変わることを意味します。これまで「Copilotを追加するかどうか」を判断していた段階から、「付いているAIをどう業務で生かすか」に論点が移ります。WordやExcelでの利用が増えているという同社の説明は、組み込みが進むほど日常業務にAIが溶け込むことを示しています。ただし価格改定で負担が変わるため、自動的に得になるとは限らず、自社の使い方に見合うかを確かめる姿勢が要ります。

中小企業が確認すべき3点

第一に、現在の契約プランと更新時期です。販促価格と新価格のどちらが適用されるかは、更新のタイミングで決まります。第二に、自社が実際にCopilotを使う範囲です。全社員が使うのか、一部の部門に絞るのかで、同梱版と単体アドオンのどちらが有利かが変わります。第三に、効果の測り方です。AIを組み込んだ後、作業時間や品質がどう変わったかを記録しておけば、次の更新で契約内容を見直す根拠になります。導入状況の全体像は日本企業の生成AI導入状況と課題が手がかりになります。

まとめ

Copilot同梱版の恒久化で、AIはMicrosoft 365の標準部品に近づきます。更新時期と新価格を照らし、自社の使い方に見合うプランを早めに整理してください。金額の詳細は変わる可能性があるため、最新は公式で確認するのが安全です。

出典

よくある質問

何が変わりますか。

Microsoft 365 Business StandardとBusiness PremiumのCopilot同梱版が、7月1日から恒久プランになります。これまでの販促や別売りアドオンに頼らず、AI機能を組み込んだ形で契約できるようになります。一方で6月30日までの販促価格は終了し、価格が改定されます。

中小企業は何をすべきですか。

販促価格は6月30日まで提供され、7月1日から新価格が適用されます。既存の契約者は更新時まで現行価格が続くため、更新の時期と新プランの内容を照らして、いつ何を契約するかを早めに整理しておくのが安全です。金額の詳細は最新を公式で確認してください。