Notta完全ガイド:議事録自動化で会議後の作業をゼロにする
この記事の要点
NotはZoom・Teams・Meetと連携し、会議を録音から自動で議事録を生成するAIツール。日本語対応・多話者識別・要約機能を備え、月120分まで無料。料金・使い方・設定方法を解説。
会議が終わるたびに議事録を手で作るという作業は、Nottaを使えばほぼゼロになります。Zoom・Microsoft Teams・Google Meetの録音から自動で文字起こしを行い、AIが要約と議事録を生成します。会議後に担当者がやることは、出力内容を確認して送信するだけです。
Nottaができること
Nottaは音声文字起こしと議事録生成に特化したAIツールです。主な機能は次の4つです。
リアルタイム文字起こし
会議中に発言内容をリアルタイムでテキスト化します。画面に表示されるため、聞き逃しても確認できます。
話者識別
複数の参加者の発言を自動で識別し、誰が何を言ったかを区別した形式で記録します。会議によっては精度のばらつきがありますが、主要発言者の識別は安定しています。
AI要約・議事録生成
会議終了後、録音内容を分析して要約・決定事項・アクションアイテムを自動で抽出します。手で議事録を作ると30〜60分かかる作業が、数分で完了します。
多言語対応
日本語を含む100以上の言語に対応しています。英語・日本語が混在する会議でも使えます。最新の対応状況は公式で確認してください。
料金プラン
| プラン | 価格 | 文字起こし時間 | AI要約 |
|---|---|---|---|
| 無料 | $0/月 | 月120分 | あり(回数制限) |
| Pro | 月$9〜(年払い) | 無制限 | 無制限 |
| Business | 月$16〜(年払い・1名あたり) | 無制限 | 無制限+チーム機能 |
無料プランは月120分まで使えます。週1回の1時間会議なら月4時間使うため無料枠(120分)を超えます。定期的な会議での活用を前提にするなら、Proプランへの移行が現実的です。
料金は変更される可能性があるため、最新はNottaの公式サイトで確認してください。
セットアップの手順
会議ツールとの連携設定
Zoomの場合
- Notta の設定画面から「連携」を開く
- Zoom を選択して連携を許可する
- 以降のZoom会議では自動的にNottaが参加して録音を開始する
Teamsの場合
- NottaのCalendar連携でMicrosoftアカウントを接続する
- 会議スケジュールからNottaボットを招待する
Google Meetの場合
Google Meetはブラウザ拡張機能経由で連携します。ChromeにNotta拡張をインストールすると、Meet開始時に録音ボタンが表示されます。
初期設定で精度を上げる方法
連携後にやっておくと効果が高い設定が2つあります。
固有名詞・専門用語の辞書登録
自社のサービス名・プロジェクト名・部署名などを登録しておくと、文字起こしの誤認識が減ります。「メリオラ」「スプリント」「KPI」など、社内でよく使う言葉を最初にまとめて入力するだけです。
話者プロフィールの設定
自分の声をサンプルとして登録しておくと、複数話者の識別精度が上がります。チームで使う場合は参加者全員が登録しておくと、誰の発言かが正確に記録されます。
議事録の活用パターン
パターン1:会議後すぐに関係者に送る
会議終了後、Nottaが生成した要約と決定事項をSlackやメールで関係者に共有します。会議に参加できなかった人への情報共有、上長への報告、社外パートナーへの連絡が即座にできます。
NottaとSlackを連携しておけば、会議が終わると自動でチャンネルに要約が投稿される設定もできます。
パターン2:NotionやConfluenceの議事録データベースに蓄積する
会議ごとの議事録をNotionのデータベースに自動で保存する設定を作ると、過去の決定事項や議論の経緯を検索できるようになります。6ヶ月後に「あの件どうなったっけ」という確認が、キーワード検索で数秒で解決します。
NotionとNottaの連携設定については、業務自動化ツールとの組み合わせが必要になる場合があります。Zapier完全ガイド:AIと連携した業務自動化の実践で紹介している方法が参考になります。
パターン3:アクションアイテムをタスク管理に自動登録する
AIが会議から抽出したアクションアイテムを、Asana・Trello・Notionのタスクに自動で追加するワークフローを作ることができます。「田中さんが今週中に設計書を作成する」という発言が、そのままタスクとして登録される仕組みです。
精度を上げる使い方のコツ
会議前に議題を共有する
Nottaの要約は会議の文脈を理解した上で行われますが、議題を事前にNottaの会議メモに入力しておくと、より的確な要約になります。
音質を確保する
文字起こしの精度は音質に直結します。リモート会議では参加者全員にマイク使用を推奨するだけで認識率が上がります。
長い会議は章立てして確認する
2時間を超える会議では、Nottaが自動でタイムスタンプと章を区切ります。内容の確認は全体を読むより、章ごとに確認するほうが効率的です。
他ツールとの比較
Typelessとの違いは用途の違いです。Typelessは日常のメール・Slack・ドキュメント作成を音声入力で速くするツールで、Nottaは会議の録音を議事録に変換するツールです。この2つは競合ではなく、組み合わせて使えます。
詳細な比較はAI音声入力ツール比較:Typeless・Notta・Whisperを選ぶ基準で扱っています。
Otter.aiとの比較では、Nottaの日本語精度と国内ユーザーへのサポートが評価されています。英語メインの環境ではOtter.aiも有力ですが、日本語会議がメインならNottaのほうが実績があります。
注意点
AIによる文字起こしは完璧ではありません。特に次の点は公開前に確認が必要です。
- 固有名詞・社名・人名の誤変換は一定の頻度で起きます。辞書登録で減らせますが、ゼロにはなりません
- 複数人が同時に話したり、背景ノイズが大きい場面では認識率が落ちます
- 機密性の高い情報を含む会議では、データの保存先・利用規約を必ず確認してください
まとめ
Nottaを使うと、会議後の議事録作成という定型作業が大幅に削減されます。月120分の無料枠で効果を確認してから、必要なプランへ移行するという進め方ができます。
まず1回の会議でNottaを試して、生成された議事録の品質を確認するのが最短の判断方法です。固有名詞の辞書登録と話者プロフィールの設定を先に済ませておくと、最初の試用から精度の高い出力が得られます。
よくある質問
Nottaは無料で使えますか?
月120分まで無料で使えます。週2回1時間の会議がある場合は月8時間の使用量となり無料枠を超えるため、Proプランの検討が必要です。
Nottaは日本語の精度はどうですか?
日本語に対応しており、国内企業への導入実績が多いツールです。専門用語や固有名詞は事前に辞書登録することで精度が上がります。
ZoomやTeamsと連携できますか?
Zoom・Microsoft Teams・Google Meetとの連携に対応しています。会議開始と同時に自動録音が始まる設定も可能です。
Nottaで作った議事録はどう共有できますか?
URLでの共有・PDFエクスポート・テキストコピーに対応しています。NotionやSlackとの連携で自動転送することもできます。