ChatGPT広告に商品フィード対応。大量出稿が一気に簡単へ
この記事の要点
OpenAIはChatGPTの広告で商品フィードの直接アップロードに対応した。最大200万点の商品データを登録でき、広告の見出しや説明はフィードから自動生成される。GoogleやMetaに近い大量出稿が可能になり、ECや小売の集客手段が一つ増える。
結論
OpenAIはChatGPTの広告で、商品フィードを直接アップロードできる機能を始めた。出稿者は最大200万点の商品データを登録でき、広告の見出しと説明はフィードから自動でつくられる。GoogleやMetaが提供してきた大量出稿に近いことがChatGPT上でもできるようになり、ECや小売にとって集客の選択肢が一つ増える。会話の流れのなかで商品が提示されるため、検索広告とは異なる文脈で買い手に届く。
何が変わったのか
新機能では、出稿者が自社の商品カタログをフィードとして登録する。報道によると、フィードは最低1000点から最大200万点の商品を含められ、広告のタイトルと説明はフィードの内容がそのまま使われる。商品ごとに広告文を書く手間がなくなり、多数の商品をまとめて広告に載せられる。詳細はmarketing4eCommerceの記事に整理がある。
ChatGPTの広告は2月に米国の無料層とChatGPT Goで始まり、5月には自社で出稿できる管理画面が公開され、5万ドルの最低出稿額が撤廃された。中小企業や個人も出稿できるようになり、今回のフィード対応で大規模なカタログを持つ事業者も使いやすくなった。OpenAIは金融など規制の厳しい業種にも広告の対象を広げている。
注目すべきは、ChatGPTの広告が出る場面が検索広告と違う点だ。調査会社Similarwebによると、ChatGPTで広告を出すきっかけになった検索語の83%は、Googleショッピング広告では出なかったものだった。ChatGPTは問題解決の相談や複数回のやり取りのなかで広告を出すため、購買意欲が会話の途中で固まっていく場面に届く。
現場の実務にどう効くか
マーケティングや販促の担当者にとっては、出稿先がまた一つ増えるという話だ。すでにGoogleやMeta向けに商品フィードを整えている企業なら、同じデータをChatGPTにも回せる可能性がある。まずは小さな予算で、自社の主力商品がどんな会話で表示されるかを試し、検索広告と客層や費用対効果がどう違うかを比べるのが現実的だ。
一方で、AIの会話に広告が混じることへの利用者の受け止めは定まっていない。広告と気づかれにくい出方は反発も招きうる。表示のされ方や運用ルールは固まりきっておらず、過度な期待は禁物だ。ツールの選び方は2026年版おすすめAIツール完全比較、AIをまたいで使う前提は企業はAIアシスタント併用へ、コンテンツの収益化を巡る動きはAWS、AIボットから課金する機能も合わせて見ておきたい。
登録できる商品数の上限は情報源で食い違いがあり、最低1000点・最大200万点とする報道のほか、出稿者あたり100万SKUとの記載もある。出稿前に自社が使う条件を公式の案内で確認してほしい。
まとめ
ChatGPTの広告は、商品フィードで大量の商品をまとめて出稿できる段階に入った。検索とは違う会話の文脈で買い手に届くため、既存のフィードを小さく試し、客層と費用対効果を見極めてから本格化するのがよい。
出典
よくある質問
ChatGPTの商品フィード広告は何点まで登録できますか。
複数の報道では、最低1000点から最大200万点の商品をフィードで登録できるとされます。一部の情報では出稿者あたり最大100万SKUとの記載もあり、数値は情報源で差があります。正確な上限は公式の案内で確認してください。
広告の文面は自分で作る必要がありますか。
広告の見出しと説明はアップロードしたフィードから直接引かれます。商品ごとに文面を書かなくても、カタログを登録すれば大量の商品で広告を作れる仕組みです。