xAI、Word向けの無料Grokアドインを提供。Copilotに対抗
この記事の要点
xAIがMicrosoft Word向けの無料アドインGrokを提供した。Wordの右側パネルで、調査や図の作成、文章の書き直しを頼める。Copilotとは別に、追加料金なしでWordにAIを足せる。文書作成の進め方に新しい選択肢が加わる。
結論
xAIがMicrosoft Word向けの無料アドインGrokを提供した。Wordの右側のパネルから、調査や図の作成、文章の書き直しをAIに頼める。WebやXの情報をWordに取り込み、メールやファイル保管のサービスともつなげるとされる。MicrosoftのCopilotとは別に、追加料金なしでWordにAIを足せる点が新しい。文書作成にAIを使うときの選択肢が増え、ツールの比べ方にも影響する。
何が起きたか
提供は6月中旬で、Wordの右側のパネルにGrokが入る形だ。文章を書く、組み立て直す、整える、といった作業を画面の中で頼める。Web上の情報を調べて差し込んだり、図をその場で作ったりできるとされる。メールやSharePoint、Google Driveのファイルともつながり、必要な情報を取り込みながら書ける。入手はMicrosoftのマーケットプレイスからで、料金はかからない。
このアドインは単発ではない。xAIはこれに先立ち、PowerPoint向けのアドインを出しており、Excel向けも用意されているとされる。Officeの主要なアプリにAIを足し、Microsoftのcopilotと同じ土俵で使えるようにする動きだ。報道では、Copilotへの正面からの対抗と位置づけられている。対応するアプリや機能、提供の段階は変わりうるため、自社で使えるかは最新の公式情報で確認してほしい。日本語での品質や対応範囲も、公式で確かめるのがよい。
なぜ重要か
文書作成にAIを使うとき、これまでは有料のCopilotが主な入口だった。無料で同じ作業を頼めるアドインが出ると、AIを試す費用の壁が下がる。すでにCopilotを入れている企業も、別の仕組みと使い比べて、どちらが自社の文書に合うかを判断しやすくなる。提供元が増えるほど、1社に縛られない選び方ができる。
一方で、無料のツールを業務に入れるときは、どの情報を渡してよいかの線引きがいる。社外のサービスに文書やファイルをつなぐ以上、扱う情報の範囲を決めておく必要がある。Copilotの位置づけはMicrosoft Copilotとはに、文章を書くAIの選び方はAIライティングツール比較 日本語品質で選ぶに整理した。
現場の実務にどう効くか
押さえるべきは、無料だからと無条件に入れるのではなく、試す範囲を決めてから使うことだ。まず社外秘でない文書、たとえば公開資料の下書きや社内向けの説明文で試し、出来上がりをCopilotや他のツールと比べる。連携先のメールやファイル保管をつなぐかどうかは、扱う情報の機微さで分けるとよい。
実務では、文書作成が多い部署で、決まった作業を1つ選んで試すと差がわかりやすい。同じ依頼を複数のツールに出し、日本語の品質と手数を見比べる。ツールの選び方の観点はAIツール選びの基準 失敗しない7つの観点が、全体像は2026年版おすすめAIツール完全比較が参考になる。無料の選択肢が増えた今は、1社に決め打ちせず、業務ごとに合うものを見極める姿勢が効く。
出典
よくある質問
Grok for Wordは何ができますか
Wordの右側のパネルから、AIに調査や図の作成、文章の書き直しを頼めます。Web上の情報やXの内容をWordに取り込み、メールやSharePoint、Google Driveのファイルともつなげるとされます。Microsoftのマーケットプレイスから入れて使う無料のアドインです。対応や仕様は変わりうるため、最新は公式で確認してください。
Microsoft Copilotとの違いは何ですか
どちらもWordの中でAIを使える点は同じですが、Grokのアドインは追加料金なしで使える点が特徴です。Copilotは有料のライセンスが前提です。同じ作業を別の仕組みで頼めるため、すでにCopilotを入れている企業も、無料で試せる選択肢として比べられます。