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Claude Sonnet 5登場。Opus 4.8に迫る性能で費用を抑える

Claude Sonnet 5登場。Opus 4.8に迫る性能で費用を抑える

この記事の要点

Anthropicが6月30日にClaude Sonnet 5を公開。無料とProの既定モデルになり、8月31日まで入力100万トークン2ドル、出力10ドルの導入価格。上位のOpus 4.8に近い性能をより安く使える。

結論

Anthropicは6月30日、新しい生成AIモデル「Claude Sonnet 5」を公開した。7月1日から無料プランとProプランの既定モデルになり、Max・Team・Enterpriseでも使える。特徴は「上位モデルのOpus 4.8に近い性能を、より安い価格で出す」点にある。エージェントの実行を任せる用途で、これまで高価な上位モデルが必要だった作業を、中位のSonnetで回せる余地が広がった。

何が発表されたか

Anthropicの説明によると、Sonnet 5は「これまでで最もエージェント的なSonnet」で、計画を立て、ブラウザやターミナルなどの道具を使い、自律的にタスクを進める。前世代のSonnet 4.6に比べ、推論・道具の利用・コーディング・知識労働の各面で性能が上がった。

価格は導入期間として8月31日まで、入力100万トークンあたり2ドル、出力10ドル。9月1日からは入力3ドル、出力15ドルの標準価格に移る。比較のために挙げると、上位のOpus 4.8は入力5ドル、出力25ドルとされる。Sonnet 5はコーディングやパソコン操作の評価で、条件によってOpus 4.8に並ぶ結果も示した。

安全面では、危険なサイバー利用を実時間で検知して止める仕組みを既定で有効にして出した。Anthropicの評価では、有害な指示を断る精度や、指示の乗っ取り攻撃への耐性が前世代より上がっている。生成AIのコストが企業の判断を左右する流れは生成AIのコスト低下と普及の流れでも整理している。

現場の実務にどう効くか

効くのは、AIに複数手順の作業を任せる場面だ。早期に試した企業からは、営業管理の更新と案内メールの送信という2段階の仕事を、途中で止まらずに最後までやり切ったという声が出ている。これまで人が確認して引き継いでいた工程を、モデルが自分で通せると、1件あたりの人の手間が減る。

まず社内で回数の多い定型作業を1つ選び、Sonnet 5に手順ごと渡して結果を測るとよい。導入価格の8月31日までは、移行の検証を安く進められる期間になる。エージェントで業務を任せる考え方はAIエージェントとは?業務への影響と今できること、モデルの前提はClaudeとは?特徴・料金・使いどころを参照してほしい。APIでコストをさらに抑えるならClaudeのプロンプトキャッシュも合わせて読むとよい。

なお、Sonnet 5は文字の数え方が変わり、同じ文章でも1.0〜1.35倍のトークンになるとされる。標準価格に戻る9月以降は、実際の費用が単価の見た目より上がる場合がある。移行前に自社の使い方でトークン量を測り直すことをすすめる。最新の仕様と価格は公式で確認してほしい。

FAQ

Q. Opus 4.8とどちらを使うべきですか。 最も難しいタスクで精度を最優先するならOpus 4.8、費用と性能の釣り合いを取るならSonnet 5が目安になる。Anthropicは効果の強さを段階で選べるようにしており、同じSonnet 5でも設定で費用と精度を調整できる。

Q. 既存の仕組みにそのまま置き換えられますか。 文字の数え方の変更や、一部の設定項目の扱いが変わっているため、そのままの置き換えではなく、移行前の検証をすすめる。詳細は公式のモデル資料で確認してほしい。

出典

よくある質問

Claude Sonnet 5は無料でも使えますか。

7月1日から無料プランとProプランの既定モデルになりました。無料プランでも利用回数の上限内で使えます。

導入価格はいつまでですか。

入力100万トークン2ドル、出力10ドルの導入価格は8月31日までです。9月1日からは入力3ドル、出力15ドルの標準価格に移ります。最新は公式で確認してください。