議事録作成のプロンプト例文集 用途別に使い分ける
この記事の要点
決定事項・アクションアイテム・参加者・背景を抽出する議事録プロンプトを形式別(箇条書き・段落・テーブル)で解説。音声テキストからの精度を上げる前処理プロンプトも掲載します。
結論
AIに議事録を作らせるときは、「形式の指定」と「抽出する情報の定義」をプロンプトに含めることが精度の鍵です。この記事では、箇条書き・テーブル・段落形式の議事録プロンプト、アクションアイテム専用プロンプト、音声テキスト前処理プロンプトを形式別・用途別に掲載します。
プロンプトの基本構造
議事録作成プロンプトの骨格です。
以下の会議メモをもとに議事録を作成してください。
会議情報:
- 日時:(日付・時間)
- 参加者:(氏名・役職または部署)
- 会議の目的:(例:月次定例、案件の方針確定、etc.)
出力形式:(箇条書き / テーブル / 段落)
抽出項目:
- 決定事項
- アクションアイテム(担当者・期限を含む)
- 保留事項・次回議題
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会議メモ:
(メモまたは文字起こしをここに貼り付け)
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形式1:箇条書き形式の議事録
もっとも汎用性が高く、社内共有に使いやすい形式です。
以下の会議メモをもとに議事録を箇条書き形式で作成してください。
会議情報:
- 日時:2026年6月4日(木)14:00〜15:00
- 参加者:山田(PM)、佐藤(開発)、田中(デザイン)、鈴木(マーケ)
- 会議の目的:新機能リリースのスケジュール確定
出力形式:以下の構成で箇条書き
## 決定事項
(決定した内容を箇条書き)
## アクションアイテム
| 担当者 | タスク | 期限 |
|---|---|---|
## 保留事項・次回議題
(未決のまま持ち越された内容を箇条書き)
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会議メモ:
(メモをここに貼り付け)
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形式2:テーブル中心の構造化議事録
プロジェクト管理ツールに貼り付けやすい、データ志向の形式です。
以下の会議メモをもとに、テーブル形式を中心とした構造化議事録を作成してください。
会議情報:
- 日時:2026年6月4日(木)
- 参加者:(参加者を記入)
- 会議の目的:プロダクトロードマップの四半期レビュー
出力構成:
## 会議概要
(会議の目的と結論を2〜3文で要約)
## 議論した主な論点
| 論点 | 内容 | 結論 |
|---|---|---|
## 決定事項
| No. | 決定内容 | 決定者 |
|---|---|---|
## アクションアイテム
| No. | タスク | 担当者 | 期限 | 優先度 |
|---|---|---|---|---|
## 保留・宿題
| 内容 | 理由 | 次のアクション |
|---|---|---|
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会議メモ:
(メモをここに貼り付け)
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形式3:段落形式の記録型議事録
取締役会・重要プロジェクトキックオフなど、議論の経緯を残す必要がある場面向けです。
以下の会議メモをもとに、段落形式の議事録を作成してください。
会議情報:
- 日時:2026年6月4日(木)
- 参加者:(参加者を記入)
- 会議の目的:事業戦略の四半期レビュー
出力方針:
- 各議題について「背景→議論→結論」の順で段落を構成する
- 発言者の氏名は「山田氏は〜と指摘した」の形式で表記する
- 結論が出なかった議題は「未決定のまま次回に持ち越し」と明記する
- 全体の文字数:600字以内
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会議メモ:
(メモをここに貼り付け)
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アクションアイテム専用プロンプト
議事録全体は別途作成し、アクションアイテムだけを素早く抽出したい場合のプロンプトです。
以下の会議メモから、アクションアイテムだけを抽出してください。
出力形式:テーブル
列:「No.」「タスク内容」「担当者」「期限」「優先度(高・中・低)」
ルール:
- 会議中で明示された担当者と期限をそのまま記入する
- 担当者が明示されていない場合は「要確認」と記入
- 期限が明示されていない場合は「未定」と記入
- 優先度は会議での発言のニュアンスから判断する
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会議メモ:
(メモをここに貼り付け)
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音声テキストの前処理プロンプト
音声認識ツールの文字起こしは、フィラーワード・誤変換・重複が多く、そのまま議事録プロンプトに渡すと精度が落ちます。まず前処理プロンプトでクリーニングします。
ステップ1:前処理(ノイズ除去)
以下のテキストは音声認識ツールの文字起こし結果です。
議事録の素材として使えるように整形してください。
整形ルール:
- 「えー」「あの」「そのー」などのフィラーワードを削除する
- 同じ内容の繰り返し発言はまとめる
- 明らかな誤変換(文脈から判断)は修正する
- 発言者の区別がある場合は「(山田):〜」の形式で整理する
- 聞き取れなかった部分は「(不明)」と表記する
- 整形後もテキスト量が多い場合は要点だけを残してよい
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(文字起こしテキストをここに貼り付け)
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ステップ2:議事録生成
ステップ1の出力を受け取った後、上記の議事録生成プロンプトに渡します。
要約型の短い議事録プロンプト
1時間の会議を3〜5行にコンパクトにまとめる「要約型」です。チャットツールやメールで素早く共有する場面に向きます。
以下の会議メモを3〜5行でまとめてください。
まとめに含める内容:
- 会議の目的と結論(1行)
- 決定した事項(1〜2行)
- 次のアクション(1〜2行)
読み手は会議に参加していないメンバーです。背景知識があまりない前提で、専門用語は避けてください。
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会議メモ:
(メモをここに貼り付け)
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英語会議の日本語議事録プロンプト
英語で行われた会議の議事録を日本語で作成する場合のプロンプトです。
以下の英語の会議メモを日本語の議事録に変換してください。
条件:
- 議事録は日本語で作成する
- 人名・製品名・プロジェクト名はそのまま英語で表記する
- 専門用語はカタカナ表記を使う(必要に応じて)
- 出力形式:決定事項と次のアクションを箇条書きで
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(英語の会議メモをここに貼り付け)
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複数回の会議をまとめるプロンプト
週次の定例会議など、複数回分の議事録をまとめて月次報告に変換するプロンプトです。
以下の複数の議事録を読んで、月次サマリーを作成してください。
月次サマリーの構成:
1. 今月の主な決定事項(箇条書き)
2. 進行中のアクションアイテムの現状
3. 今月解決した保留事項
4. 翌月に持ち越す課題
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第1回(6月4日)議事録:
(議事録1を貼り付け)
第2回(6月11日)議事録:
(議事録2を貼り付け)
第3回(6月18日)議事録:
(議事録3を貼り付け)
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用途別プロンプト選択ガイド
| 用途 | 推奨形式 | ポイント |
|---|---|---|
| 定例会議・週次MTG | 箇条書き形式 | 決定事項とアクションアイテムを明確に分ける |
| プロジェクト進捗会議 | テーブル形式 | アクションアイテムに優先度と期限を必ず入れる |
| 経営会議・戦略会議 | 段落形式 | 議論の経緯と根拠を記録する |
| 素早い情報共有 | 要約型(3〜5行) | 背景知識がない読み手向けに書く |
| 音声テキストからの生成 | 前処理→箇条書き | 2ステップで処理する |
議事録作成のAI活用全体については議事録作成をAIで自動化する方法で詳しく解説しています。プロンプトの出力形式全般については出力形式を指定するプロンプト術も参考にしてください。アクションアイテムを表形式で整理する方法は表で出力させるプロンプトのコツで解説しています。
よくある質問
議事録作成プロンプトで最低限渡すべき情報は何ですか?
会議の目的・日時・参加者・会議の文字起こし(またはメモ)の4点です。目的を渡すことで、AIが重要な決定事項とそれ以外の雑談を区別して抽出しやすくなります。
音声の文字起こしテキストは精度が低いのですが、議事録に使えますか?
前処理プロンプトを使って、まず文字起こしのノイズ(フィラーワード・重複・文字化け)を除去してから議事録生成プロンプトに渡す方法が有効です。2ステップに分けることで精度が上がります。
アクションアイテムの担当者と期限を必ず抽出させるにはどう指定しますか?
「アクションアイテムは担当者・タスク・期限の3列テーブルで出力してください。会話中で明示されていない場合は『未定』と記入してください」のように、抽出形式と不明時の対応を指定します。
議事録の分量が多くなりすぎます。コンパクトにする方法は?
「各決定事項は1文で。アクションアイテムは箇条書きのみ。議論の過程は省略して結論だけを記録する」と長さの制約を明示します。