CopilotでSNS投稿文を作る手順
この記事の要点
MicrosoftのCopilotにプラットフォーム・目的・トーンを指定するだけで、X・LinkedIn・Instagramなどに合わせたSNS投稿文を短時間で生成できる。この記事では媒体別のプロンプト例と使い分けを解説する。
結論
CopilotはSNS投稿文の生成が得意だ。X・LinkedIn・Instagramといったプラットフォームごとの文字数制限・トーン・目的を指示すれば、それぞれに最適化された投稿文を一度に複数生成できる。毎回ゼロから文章を考える手間がなくなり、SNS運用の頻度と質を両立しやすくなる。
前提:必要なプランとアクセス方法
スタンドアロン版(copilot.microsoft.com) Microsoftアカウントがあれば無料で利用できる。SNS投稿文の生成は基本的にこれで十分。
Copilot for Microsoft 365(M365統合版) Teams・Outlook・SharePointなどに統合されているため、社内で共有・承認フローが必要な企業アカウントの投稿文作成に向いている。WordやPowerPointで作成したコンテンツを元に投稿文を生成する使い方もスムーズにできる。
プランの詳細と料金は公式サイト(microsoft.com/ja-jp/microsoft-copilot)で確認してほしい。
手順1:投稿の条件を整理する
以下の項目を事前に決めておく。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラットフォーム | X(旧Twitter)、LinkedIn、Instagram、Facebook、Threadsなど |
| 投稿の目的 | 認知向上・集客・エンゲージメント向上・採用・商品紹介など |
| テーマ・元となる情報 | 新サービスのリリース・ブログ記事・イベント告知・会社の実績など |
| ターゲット読者 | 既存フォロワー・見込み客・採用候補者など |
| トーン | フォーマル・カジュアル・教育的・感情に訴えるなど |
| 文字数制限 | Xは140字・LinkedInは長文OKなど媒体によって異なる |
| ハッシュタグ数 | 0〜5個など希望があれば指定 |
手順2:Copilotを開く
ブラウザで copilot.microsoft.com にアクセスしてサインインする。
手順3:プロンプトを送る
プロンプト例(X向け・新サービス告知)
以下の条件でXの投稿文を3パターン作成してください。
テーマ:AIライティングツール「◯◯」のリリース告知
ターゲット:マーケター・ライター・SNS担当者
目的:サービスページへの誘導とフォロワーの興味喚起
文字数:140字以内
トーン:テンション高め・共感できる切り口
ハッシュタグ:3個以内
絵文字:適宜使用可
3パターンは以下の切り口で作成してください:
1. 「◯◯という悩みはありませんか?」という問いかけ型
2. 数字・実績を使ったインパクト型
3. ユーモアを交えた親しみやすい型
プロンプト例(LinkedIn向け・思考・専門知識の発信)
以下の条件でLinkedInの投稿文を作成してください。
テーマ:AIを使って業務効率化に成功した経験を共有する
投稿者の立場:マーケティング部門のマネージャー(B2B企業・10年目)
内容の要点:
- 月50本の社内レポート作成をAIで自動化し、週10時間削減した
- 当初は現場メンバーが導入に抵抗感を持っていた
- 小さな成功体験を積み重ねることで信頼を得た
目的:同じ課題を持つマネージャーへの共感・知見の共有
トーン:一人称のリアルな語り口・押しつけがましくない
文字数:500〜800字
ハッシュタグ:5個
プロンプト例(複数媒体向けを一括生成)
以下の情報を元に、X・LinkedIn・Instagramそれぞれ向けの投稿文を作成してください。
元となる情報:
- 当社が2026年春に「AIで業務効率化」をテーマにしたウェビナーを開催する
- 参加無料、定員100名、オンライン開催
- ゲスト:AI活用に詳しい中小企業のCXO
- 申し込みはWebフォームから
各媒体の要件:
【X】140字以内・ハッシュタグ3個・絵文字あり・申し込みへの誘導
【LinkedIn】400〜600字・ビジネス向けのトーン・ウェビナー内容の詳細を含む
【Instagram】キャプションとして使う・改行多め・読みやすい縦型テキスト・ハッシュタグ10個
それぞれ1パターンずつ作成してください。
プロンプト例(採用目的・Instagramリール用キャプション)
以下の条件でInstagramのキャプションを作成してください。
投稿の種類:採用目的のリール動画のキャプション
動画の内容:社員が1日の仕事の流れを紹介する「社員の1日動画」
ターゲット:25〜35歳の就職・転職活動中の人
会社の特徴:IT系スタートアップ・リモートワーク中心・フラットな組織文化
目的:会社への興味を持ってもらい、採用ページへ誘導する
トーン:親しみやすく・リアルな職場感を出す・堅苦しくない
文字数:200字以内のキャプション本文+ハッシュタグ15個
絵文字:自然な範囲で使用
手順4:出力を確認して調整する
生成された投稿文を確認する際のチェックポイント:
- 文字数制限を超えていないか
- ブランドのトーン・ガイドラインに合っているか
- 事実関係(日時・URL・人名・数値)が正確か
- ハッシュタグの選定が適切か(実際に使われているタグか)
- 絵文字の使い方が不自然でないか
修正が必要な場合は同じ会話で追加指示を出す。
3番目のパターンを採用しますが、ハッシュタグを「#AI活用」「#マーケター」「#業務効率化」に変更してください。また最後に「プロフィールのリンクから試せます」という一文を自然に追加してください。
手順5:ブランドボイスに合わせて仕上げる
Copilotが生成する文章は整っているが、ブランド固有の言い回しや個性が不足しやすい。最終的に自分のアカウントらしさを加えることが重要だ。
個人アカウントの場合 自分のよく使う言い回し・口グセ・世界観を1〜2か所追加する。例えば「やってみた結果を正直に話す」スタイルのアカウントなら、「実際に使ってみたら〜」という実体験の一文を追記する。
企業アカウントの場合 ブランドガイドラインで定めているトーン・禁止表現・承認フローを確認して最終チェックを入れる。特に数値・料金・キャンペーン情報は担当部署の確認を必ず取ること。
定型投稿の文章パターンを作っておく使い方
定期的に同じ種類の投稿をする場合(毎週月曜日のTips・毎月の実績報告など)は、Copilotにパターンを複数生成させてストックとして保存しておく使い方が効率的だ。
毎週月曜日に発信するAIツールのTips投稿を、X向けに10パターン作成してください。
条件:
- 各ツイートはそれぞれ独立して読めるTipsにする
- 1投稿は110字以内(ハッシュタグ含む)
- ターゲット:AIを使い始めたビジネスパーソン
- テーマ:ChatGPT・Copilot・Gemini・Claude・Notionなどを含む
- 同じトーンで統一する:実用的・発見がある・親しみやすい
- ハッシュタグは毎回「#AI活用」「#業務効率化」を含める
一度でまとめて生成して、週ごとに1つずつ使っていくとSNS運用の手間を大幅に減らせる。
うまくいかないときのポイント
文字数を超える 「140字以内」と指定しても140字を超えることがある。「必ず140字以内にしてください。生成後に自分でも数えてください」と強調するか、生成後に「このツイートは何字ですか?140字を超えていたら短くしてください」と確認させると精度が上がる。
ハッシュタグが的外れ 一般的すぎるハッシュタグが選ばれることがある。使いたいハッシュタグを自分で指定するか、「実際によく使われている、コミュニティが活発なハッシュタグを選んでください」という条件を付ける。
複数パターンが似通ってしまう 「3パターン」と指定しても同じような文章になる場合は、「それぞれ別の感情を動かすよう、まったく異なるアプローチで書いてください」と追加する。
企業向けにトーンが合わない 既存の投稿例をプロンプトに貼り付けて「この投稿と同じトーンで書いてください」と伝えると、文体の再現精度が上がる。
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よくある質問
Copilotで作ったSNS投稿は複数のプラットフォーム向けに一括で作れますか?
1回のプロンプトでX・LinkedIn・Instagramの3種類を同時に生成するよう依頼できる。ただし文字数制限やトーンが媒体ごとに異なるため、それぞれの要件を明示することが重要。
ハッシュタグも含めて生成してもらえますか?
プロンプトに「ハッシュタグを◯個付けてください」と指示すれば含めて生成できる。ただしCopilotが生成するハッシュタグが実際にトレンドかどうかは別途確認が必要。
絵文字も入れてもらえますか?
「絵文字を適宜入れてください」と指示すれば含められる。使いすぎや不適切な絵文字の使用は自分でチェックすることを推奨する。
企業アカウントの投稿文として使えますか?
企業のトーン・ガイドライン・禁止事項をプロンプトに盛り込めば、ブランドに沿った文章を生成できる。ただし公開前に担当者の確認を入れることを推奨する。