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Salesforce、AgentforceをChatGPTと接続 商品発見を外部化

Salesforce、AgentforceをChatGPTと接続 商品発見を外部化

この記事の要点

Salesforceは7月、Agentforce Commerceの商品カタログをChatGPTに接続する機能を発表した。小売の商品をChatGPTの対話に載せ、購買につなげる狙い。買い物客が来る場所を、自社サイトの外にも広げる動きが本格化している。

結論

Salesforceは7月、Agentforce Commerceの商品カタログをChatGPTに接続する機能を発表した。小売企業は自社の商品をChatGPTの対話の中で提示でき、相談から購買までをつなげられる。あわせて、Agentforce基盤全体で応答の遅延を7割削減したとしている。狙いは、買い物客が来る場所を自社サイトの外にも広げることだ。商品を探す入り口が対話AIに移るなかで、そこに自社商品を載せられるかが小売の課題になっている。

何が発表されたのか

今回の機能で、小売企業は商品カタログをChatGPTに直接つなげる。買い物客がChatGPTで「こういう用途に合う商品はないか」と相談したときに、その企業の商品が提示される流れを作れる。会話をそのまま購買への入り口に変える設計だ。Salesforceはこれを、商品を対話AIの場に広げる機会だと位置づけている。

技術面では、Agentforce基盤の応答遅延を7割削減したと説明している。エージェントを本番で使ううえで、応答の速さは体感に直結する。遅いエージェントは使われないため、遅延の削減は実運用での定着に効く改善だ。

この動きは小売の商品発見が対話に移る流れと重なる。実店舗を持つ小売が接客AIを短期で本番化した事例は小売Michaels、接客AIを6週間で本番化 Gemini基盤で実装にまとめた。商品を見つける入り口が、検索やカテゴリ絞り込みから対話へ移っている。

なぜ「外部化」が進むのか

背景には、買い物客の相談が対話AIに移っていることがある。従来は買い物客が自社サイトを訪れ、検索して商品を探した。いまはChatGPTのような場で「何を買うべきか」を相談する段階が増えている。そこに商品を載せられなければ、購買の入り口を一つ失うことになる。

この構図は、検索最適化から生成AI向けの最適化へという流れとも重なる。コンテンツや商品がAIの回答に載るかどうかが問われる時代だ。この変化は検索の変化 SEOからLLMOへの流れと企業の対応LLMOとは?生成AI時代のコンテンツ最適化で整理している。小売にとっては、自社サイトの中だけでなく、対話AIの中で見つけてもらう設計が要る。

一方で、外部の対話AIに商品を載せると、顧客との接点や購買データの一部が外部基盤を経由する。どの情報を渡し、どう扱うかを事前に確認しておく必要がある。法人向けAIのデータ確認は法人向けAIのデータ取り扱い確認ポイント 契約前に押さえる7項目が使える。

現場の実務にどう効くか

推進担当やマーケティング担当が検討できるのは二つだ。一つ目は、自社の商品情報が対話AIに載る形になっているかを点検すること。商品名や用途、説明が対話で提示しやすい構造かを見直す。二つ目は、外部基盤に載せる範囲を絞って始めること。全商品を一度に出すのではなく、相談が多いカテゴリから試し、購買につながるかを測る。

効果の測り方はAI導入の効果をどう測るか 推進担当のための指標、生成AIとマーケティングの潮流は生成AIとブランド・マーケティングの最新動向を参照してほしい。機能の提供範囲や数値は今後変わりうるため、最新は公式で確認してほしい。

FAQ

上部のFAQに要点をまとめた。顧客体験にAIを使う潮流はAIと顧客体験の最前線 CX向上に使われる最新技術も参考になる。

出典

よくある質問

AgentforceとChatGPTの接続で何ができますか。

小売企業が商品カタログをChatGPTに接続し、ChatGPTの対話の中で自社商品を提示できます。買い物客がChatGPTで相談する流れを、そのまま購買につなげる狙いです。

なぜ自社サイトの外に商品を出すのですか。

買い物客の相談がChatGPTのような対話AIに移っているためです。自社サイトを訪れる前の段階で商品を見つけてもらうことで、購買の入り口を広げられます。