Microsoft 365 Copilotに外部AI9種 HarveyやMoody's連携
この記事の要点
Microsoftは365 Copilotに外部パートナーのAIエージェント9種を追加した。法務のHarveyやMoody's、monday.comなどをCopilot内から呼び出せる。専門業務のAIを普段の画面から使える流れが進む。
結論
Microsoftは、365 Copilotに外部パートナーのAIエージェント9種を追加した。法務のHarvey、格付けのMoody’s、業務管理のmonday.comなどを、Copilotの画面から直接呼び出せる。ツールを切り替えず、普段の作業画面から専門業務のAIに頼める形だ。加えて、Copilotのアプリからより実行寄りの機能へ移る切り替えも追加された。専門特化のAIを、日常の業務画面に集めていく動きが進んでいる。
何が発表されたか
Microsoftの発表によると、今回一般提供になったパートナーは9種だ。Enosix、Harvey、LSEG、Miro、monday.com、Moody’s、Morningstar、S&P Global Energy、TeamsMaestroが含まれる。使い方は、Copilotの中で相手を指定して呼び出すか、エージェントのメニューから選ぶ形になる。
法務のHarveyが分かりやすい例だ。Copilotの中でHarveyを指定すると、契約の分析、取引条件の調査、論点の洗い出し、先例の検索を頼める。法務の担当者は、専用ツールを別に開かず、普段のCopilotから専門的な調査を進められる。財務や市場の分野では、Moody’sやMorningstar、S&P系のエージェントが同じように呼び出せる。今後はAdobe、Atlassian、Box、Canva、Databricks、マネーフォワードなども加わる予定だとされる。
この流れは、CopilotをAIエージェントの入り口にしていく方針の延長にある。個人と法人のCopilotを1つにまとめた動きはMicrosoftが個人と法人のCopilotを統合 有料3000万席にまとめた。Copilotの基本はMicrosoft Copilotとは?Office連携の実力と使い方を参照してほしい。
現場の実務にどう効くか
専門業務のAIを普段の画面から呼び出せると、作業の流れが途切れにくくなる。契約の確認をするたびに専用ツールへ移り、結果を貼り戻す手間が減る。法務、財務、プロジェクト管理のように、専門ツールと日常業務を行き来する仕事ほど効果が出やすい。
一方で、外部エージェントに社内情報を渡す前に、データの扱いは確かめたい。どのエージェントが何のデータに触れるか、入力が保存されないかは、利用範囲を広げる前に押さえる。エージェントを自作する方法はCopilot Studioとは?ノーコードでAIエージェントを作る方法、法務でのAI活用の勘所は法務部門のAI活用と注意点 できること・できないことにまとめている。提供状況は変わりうるため、最新は公式で確認してほしい。
出典
よくある質問
何が追加されたのか。
Microsoft 365 Copilotに、外部パートナーのAIエージェント9種が追加された。Enosix、Harvey、LSEG、Miro、monday.com、Moody's、Morningstar、S&P Global Energy、TeamsMaestroで、Copilotの画面から呼び出せる。
自社の業務にどう関係するか。
法務や財務など専門業務のAIを、普段使うCopilotの画面から呼び出せるようになる。ツールを切り替えずに専門的な調査を頼めるため、業務の流れが途切れにくくなる。