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ServiceNow、AI Control Towerを正式提供 暴走エージェントを即停止

ServiceNow、AI Control Towerを正式提供 暴走エージェントを即停止

この記事の要点

ServiceNowがAI Control Towerを8月に正式提供する。自社基盤だけでなくAWS・Google Cloud・Azure上のAIも検出し、監視・統制・停止できる。権限を超えたエージェントを実時間で止める。AIの導入が実運用へ移る中、乱立するAIの棚卸しと統制が企業の課題になる。

結論

ServiceNowが、社内で使われるAIを横断的に統制するAI Control Towerを8月に正式提供する。自社のシステムだけでなく、AWS、Google Cloud、Azure上で動くAIも検出し、監視、統制、評価、停止までを一つの画面で扱う。権限を超えたり暴走したりしたエージェントを実時間で止められる点が特徴だ。AIの利用が試験導入から実運用へ移る中で、部門ごとに乱立するAIの棚卸しと統制が、企業の次の課題として前面に出てきた。

何が発表されたか

AI Control Towerは、企業内に配備されたAIを発見し、監視し、統制し、安全性を確保し、効果を測るための基盤だ。今回の拡張で、対象がServiceNow自身の仕組みにとどまらず、主要なクラウド上のAIまで広がった。エージェントが権限を超えた場合には実時間で停止できる。資産をManagedとUnmanagedに区分し、統制の対象範囲を管理者が制御できる仕組みも備える。詳細はServiceNowの発表にある。提供時期や機能は変わりうるため、最新は公式で確認してほしい。

統制を前面に出す動きは同社に限らない。ServiceNowが全AIエージェントを統制する基盤を投入した経緯はServiceNow、全AIエージェントを統制する基盤を投入、企業のAI導入の壁が統制へ移っている状況は企業のAI支出2026年2.59兆ドルへ 導入の壁は統制に移るにまとめている。

現場の実務にどう効くか

推進担当がここから受け取るべきは、ツールの導入可否より先に「AIの棚卸し」を始めるという指針だ。生成AIの利用が部門ごとに広がると、誰がどのAIを、どんな権限で、どのデータに接続して使っているかが見えなくなる。見えないものは統制も停止もできない。

明日からできるのは、社内で使われているAIを一覧にすることだ。用途、担当部門、接続先のデータ、与えている権限、問題が起きたときの停止手順の五つを列に置き、埋めていく。この表があるだけで、権限が過大なAIや、把握されていなかった利用を洗い出せる。AIエージェントを本番で統制つきに動かす考え方はDatabricks、AIエージェントを本番へ OpenAIと統制を提供、情報管理の基本は生成AIとセキュリティ 情報漏洩を防ぐ基本と社内ルール策定が参考になる。AIを増やすほど、止められる仕組みと棚卸しが導入の前提になる。

出典

よくある質問

AI Control Towerは何を解決しますか

社内で乱立するAIの棚卸しと統制です。どの部門がどのAIを使い、どんな権限を持つかを一元的に把握し、監視・評価します。権限を超えたエージェントを実時間で停止でき、自社基盤だけでなく主要クラウド上のAIも対象にできる点が特徴です。

自社でも同様の統制は必要ですか

ツールの導入可否とは別に、考え方は必要です。AIの利用が部門ごとに広がると、誰が何を使っているか把握できなくなります。まずはAIの棚卸し表を作り、用途・権限・データの範囲・停止手順を書き出すだけでも、事故のリスクを下げられます。