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Copilotで日程調整メールを作る手順

Copilotで日程調整メールを作る手順

この記事の要点

Microsoft Copilotを使えば、日程調整メールの下書きを30秒で作れる。ブラウザ版とOutlook版それぞれの操作手順をプロンプト例とともに解説。

結論

Copilotに「誰に・どんな目的で・いつの日程候補を提示するか」を伝えると、ビジネスメールとして使える日程調整文面を数十秒で出力できる。受信者名と日時候補さえ用意すれば、文面を一から考える時間がゼロになる。


前提:必要なプランとアクセス方法

Copilotで日程調整メールを作る方法は、利用環境によって2通りある。

ブラウザ版(無料・有料どちらでも可)

  • アクセス先:copilot.microsoft.com
  • Microsoftアカウントでサインインするだけで使える
  • 生成した文面をコピーしてメールクライアントに貼り付けて使う

Outlook統合版(Copilot for Microsoft 365)

  • Microsoft 365 Business Standard以上のプランが必要(料金・対象プランは公式サイトで確認)
  • OutlookのWebアプリ(outlook.office.com)またはデスクトップアプリの作成ウィンドウに「Copilotで下書き」ボタンが表示される
  • 過去のスレッドを参照した上でメールを生成できる

どちらの方法でも、基本的なプロンプトの考え方は同じ。まずブラウザ版の手順を説明し、次にOutlook統合版の追加操作を解説する。


手順1:ブラウザ版でメール下書きを作る

ステップ1 Copilotを開く

copilot.microsoft.com にアクセスし、Microsoftアカウントでサインインする。「新しいトピック」や「チャット」ボタンから新しい会話を始める。

ステップ2 プロンプトを入力する

以下のプロンプト例を参考に、状況に合わせて書き換えて入力する。

以下の条件でビジネスメールの下書きを日本語で作成してください。

宛先:株式会社〇〇 田中様
目的:来週のオンライン打ち合わせの日程調整
日程候補:
  - 6月10日(火)14:00〜15:00
  - 6月11日(水)10:00〜11:00
  - 6月12日(木)15:00〜16:00
打ち合わせの内容:新システム導入の初回ヒアリング
所要時間:60分
会議ツール:Microsoft Teams(リンクは後日送付)
送信者名:鈴木(山田商事株式会社)

文体はビジネス標準。件名も含めて出力してください。

ステップ3 生成された文面を確認・修正する

Copilotが件名とメール本文を出力する。以下の点を手動で確認する。

  • 宛名の敬称が正しいか
  • 日付・曜日・時刻に誤りがないか
  • 会社名・担当者名の表記が正確か
  • 自社署名をメール末尾に追加したか

修正が必要な場合は、チャット欄に「件名をもう少し簡潔にしてください」「3つ目の候補の時間帯を16:00〜17:00に変更してください」のように追加指示を出すと再生成できる。

ステップ4 コピーしてメールに貼り付ける

生成された文面をコピーし、Outlook・Gmailなどのメール作成画面に貼り付ける。必要なら件名を確認してから送信する。


手順2:Outlook統合版(Copilot for Microsoft 365)でメールを作る

Copilot for Microsoft 365を契約している場合、Outlookから直接操作できる。

ステップ1 Outlookで新規メール作成を開く

OutlookのWebアプリまたはデスクトップアプリで「新しいメール」を開く。作成ウィンドウ右上または本文ツールバーに「Copilotで下書き」(または「Copilotを使用して下書き」)ボタンが表示される。

ステップ2 Copilotパネルに指示を入力する

ボタンをクリックするとサイドパネルまたは入力フォームが開く。以下のように指示を入力する。

田中様への日程調整メールを作成してください。
来週のオンライン打ち合わせの候補日時は以下の3つです。
・6月10日(火)14:00〜15:00
・6月11日(水)10:00〜11:00
・6月12日(木)15:00〜16:00
内容は新システム導入の初回ヒアリング(60分)です。
Teams会議のリンクは後日お送りすると記載してください。

ステップ3 下書きを本文に挿入する

「下書きを保持する」または「本文に挿入する」ボタンをクリックすると、メール本文に生成結果が入力される。宛先・件名を補完し、送信前に内容を確認する。

ステップ4 スレッドを参照して返信を生成する(応用)

受信メールのスレッドを開いた状態でCopilotを起動すると、そのスレッドの内容を踏まえた返信文を生成できる。例えば相手から「別日程の提案」が届いた場合、スレッドを参照した上で「承諾の返信を作成してください」と指示するだけでよい。


精度を上げる3つのコツ

1 候補日時はプロンプト内に箇条書きで明示する

「来週の空いている時間で」のような曖昧な指示では、実際の予定をCopilotは知らないため架空の日時が生成される。必ず具体的な日付と時刻を与える。

2 文体の指定を加える

「ビジネス標準」「丁寧だがくだけすぎない」「英語でも可」などを明示すると、読み手に合ったトーンになる。社外向けと社内向けではトーンが異なるため、「社外・初対面」「社内・同僚」のように補足すると精度が上がる。

3 出力形式を指定する

「件名と本文をセットで出力」「件名は20文字以内」など形式を指定すると、そのままコピーして使いやすい文面が得られる。


うまくいかない場合のポイント

「Copilotで下書き」ボタンが表示されない

Copilot for Microsoft 365が有効になっていないか、管理者によって機能が制限されている可能性がある。IT管理者または自社のMicrosoft 365の設定を確認する。ブラウザ版のOutlook(outlook.office.com)では表示されるのにデスクトップアプリで表示されない場合は、アプリのアップデートを確認する。

生成される文体が硬すぎる・柔らかすぎる

「もう少し硬い文体にしてください」「冒頭の時候の挨拶は省いてください」と追加指示を出すことで調整できる。1度の生成でイメージ通りにならなくても、チャットで修正指示を繰り返せば精度が上がる。

日付の曜日が間違っている

Copilotはカレンダーに直接アクセスしていないため、指定された日付の曜日を誤って認識することがある。プロンプトに「6月10日(火)」と曜日を明示的に含めるか、送信前に必ず確認する。

候補の数が多すぎる・少なすぎる

「日程候補を5つ提示してください」「候補は2つに絞ってください」と指定することで件数を制御できる。


Copilotならではの強み

他のAIツールと比べたとき、Copilotが日程調整メールで特に強みを発揮するのは、Microsoft 365環境との統合だ。

OutlookカレンダーのデータをCopilotが参照できる設定になっている場合(Copilot for Microsoft 365の一部機能)、「今週の空き時間から3候補を選んでください」という指示に基づいて予定を自動で確認し、候補を提案することができる。この機能の可否はプランと管理者設定に依存するため、詳細は公式サイトおよびIT管理者に確認する。

また、Teams会議のリンク生成もOutlookから直接行えるため、「日程を確定したら即座にTeams会議を設定して招待メールを送る」という一連の操作をCopilotと組み合わせて短縮しやすい。


よくある質問

Q. 英語の日程調整メールも作れますか? 作れます。プロンプトの末尾に「英語で作成してください」と追加するだけです。日本語のプロンプトからでも英語の文面を出力できます。

Q. 相手からの返信メールを翻訳してからそのまま返答を作れますか? Copilot for Microsoft 365の場合、受信メールを参照した状態でCopilotを起動し、「日本語で返信してください」と指示することで対応できます。ブラウザ版の場合は、返信メールの内容をコピーしてプロンプトに貼り付けて翻訳・返信文生成を指示する方法が現実的です。

Q. 生成結果を社内の複数テンプレートから選んで使いたい ブラウザ版ではそのような機能は標準でありません。よく使うプロンプトをメモ帳などに保存しておき、必要なときに貼り付ける運用が現実的です。Copilot for Microsoft 365のPages機能やループ機能を活用する方法もありますが、詳細は公式ドキュメントで確認してください。


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よくある質問

CopilotはOutlookのメール作成画面から直接使えますか?

Microsoft 365(旧Office 365)のビジネスプランに含まれるCopilot for Microsoft 365を契約していれば、Outlookの作成ウィンドウに「Copilotで下書き」ボタンが表示されます。個人向けの無料プランやMicrosoft 365 Personalでは対応状況が異なるため、公式サイトで確認してください。

日程候補を複数提示するメールをCopilotで作るにはどうすればいいですか?

プロンプトに「以下の日程候補を3つ箇条書きで提示してください」と日付・時間帯を列挙すれば、候補形式のメール文面を生成できます。

Copilotが生成した文面はそのまま送っていいですか?

固有名詞・日時・敬称などは必ず手動で確認・修正してから送信してください。Copilotは文脈から推測して補完するため、誤った情報が含まれることがあります。

無料版のCopilot(copilot.microsoft.com)でも日程調整メールを作れますか?

作れます。ブラウザで copilot.microsoft.com を開き、指示を入力するだけです。ただし、Outlookとの直接連携や過去メールの参照などは、有料プランまたはCopilot for Microsoft 365が必要です。