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SharePointのCopilotに個人スキル 9月の新機能

SharePointのCopilotに個人スキル 9月の新機能

この記事の要点

MicrosoftがSharePointのCopilotに、部署をまたいで持ち運べる個人スキルや承認ワークフローを追加した。定型作業の型を一度作れば別サイトでも使える。M365 Copilotを使う企業が、繰り返し作業を減らす手がかりになる。

結論

MicrosoftがSharePointのCopilotに、部署やサイトをまたいで持ち運べる個人スキルなどの新機能を加えた。よく使う作業の型を一度作れば、別のサイトでも呼び出して使える。Microsoft 365 Copilotを業務で使う企業にとって、報告書づくりや承認といった繰り返し作業を減らす具体的な手がかりになる。9月初旬に公開された月次のまとめとして示された内容だ。

何が追加されたのか

Microsoftの技術ブログによると、今回の目玉は個人スキルだ。週次報告の構成や、レビューで見る観点といった自分の型を一度保存すれば、案件やサイトが変わっても同じ手順を呼び出せる。サイトごとに設定をやり直す必要がなくなる。

スキルを測って改善する機能も入った。Copilotに対して、代表的なテストと評価の基準を作らせ、変更が本当に品質を上げるかを確かめてから広く共有できる。法務レビューの型を改善する例が示されている。感覚で指示を書き換えるのではなく、効果を測ってから展開する流れだ。

このほか、SharePointで正しく動くレポートを作るためのHTML案内、画像を1枚ずつ選ばずライブラリ全体にまとめて質問する機能、ファイル更新をTeamsに通知する仕組み、承認を回すワークフローが追加された。いずれもMicrosoft 365 Copilotのライセンスがあれば使える。機能の提供範囲は変わりうるため、最新は公式で確認してほしい。

Copilotの広がりの中でどう位置づくか

Microsoftは、Copilotを単体のチャットから、業務システムに組み込む方向へ広げている。外部のAIエージェントと連携する動きはMicrosoft 365 Copilotに外部AI9種 HarveyやMoody’s連携で扱った。今回のSharePoint向け更新は、文書管理という日々の業務にAIを埋め込む一手だ。

Copilotそのものの基本や、Office連携でできることはMicrosoft Copilotとは?Office連携の実力と使い方にまとめている。関連する新しい使い方を担う機能はCopilot Scoutとは?Microsoft 365の機能と業務での使い方、業務に合わせたエージェントを自分で組む方法はCopilot Studioとは?ノーコードでAIエージェントを作る方法で確認できる。

現場の実務にどう効くか

まず個人スキルから始めるとよい。多くの部署には、毎週・毎月ほぼ同じ形で作る資料がある。週次の進捗報告、稟議の要約、議事録の整形などだ。この型を個人スキルとして一度保存すれば、次回から指示を一から書かずに済む。効果が出やすく、失敗しても影響が小さいところから着手できる。

承認ワークフローは、金額の大きい請求書や新規取引先の書類など、確認の抜けが痛い業務に効く。ファイルが追加されたら担当者に承認を求め、通ったら所定のフォルダへ移す、といった流れを組める。人がメールで追いかける手間が減り、記録も残る。

一方で、便利さに任せて何でもCopilotに通すと、確認が形だけになりやすい。金額や取引先の判断がかかわる承認では、人が最後に目を通す設計を崩さないことが大切だ。新機能はまず小さな範囲で試し、運用ルールを固めてから広げたい。

まとめ

SharePointのCopilotに、持ち運べる個人スキルや承認ワークフローが加わった。まずは毎週作る資料の型を個人スキルにするなど、効果が出やすいところから試すとよい。人の確認を残す設計は保ちたい。機能の範囲は変わりうるため、最新は公式で確認してほしい。

出典

よくある質問

今回追加された主な機能は何か

部署やサイトをまたいで使える個人スキル、スキルの品質を測って改善する評価機能、SharePointで正しく動くレポートを作るためのHTML案内、承認を回すワークフローなどです。M365 Copilotのライセンスがあれば使えます。

個人スキルとは何か

よく使う作業の型を一度作っておき、別のSharePointサイトでも呼び出して使える仕組みです。たとえば週次報告の構成やレビューの観点を保存すれば、案件が変わっても同じ手順を再利用できます。